“青ガエル”最後の日
こんばんは。
そして、Ameba Owndをお使いの皆様、はじめまして。
きょうから、このきよふじ’s Owndでも
記事をお届けしてまいります。
皆様に気軽に楽しんでいただけるよう努めてまいりますので
どうぞよろしくお願いします。
さて、Owndでの最初の記事は
こちらからまいりたいと思います。
はい。
土曜日に続いて
青ガエルでございます。
みなさまご存知の通り
東急電鉄で1957年に東横線で走り始め
’85年に熊本電鉄に譲渡され
30年以上熊本の街で走り続けてきた
5000形(通称“青ガエル”)が
昨日最終運転日を迎えました。
実をいうと
昨日は「昨日乗って来たから、今日はラストランのネット配信があるから、それを見ながら大人しく家で見守ろう。」と最初のうちは思っていたんですが
「午後は撮影会が組まれているし、最後の姿を見に行こう」ということで(衝動買いみたいなものですが(^^;)
北熊本駅(熊本市北区室園町)まで行ってまいりました。
そして付いたところで3番のりばに青ガエルが入線してきまして
これが撮影会前最後の上熊本までの1往復ということで(下のYouTube動画はその時のシーンです。撮り方が下手ですみません。)
この動画を撮った後速攻で乗りまして
往復乗車してまいりました。(思いっ切り現金な性格…)
車内には昨年8月に青ガエルの洗車体験の際に寄せられたメッセージが貼り出されてまして
それを1枚1枚目を通しているうちに
目頭が熱くなり泣きそうになっていました。
そして沿線にはたくさんの鉄道ファンがカメラを持って青ガエルの最後の雄姿を収めていたり
親子連れが電車に向かって手を振ってたり
それぞれの青ガエルへの感謝の気持ちが伝わってきてジーンときました。
そして1往復乗って北熊本に戻り
車庫方向へ行ってみると
来月から上熊本~北熊本間で運用予定の01形35編成で
グッズ販売が行われてたり、となりのキハ71形では熊本電鉄カレーの販売があってました。
それに報道陣も多かったし、全国紙、地元紙、通信社の記者、当然ながら地元民放も勢ぞろいで
さらに某公共放送の全国ニュースでも取り上げられたり
東京のギロッポンのテレビ局のクルーが取材に来てたし
地元のタレントさんまで見かけたし
ホントに異様な盛り上がり方になってました。
その後ラストランを前にしてのセレモニーが始まり
熊本電気鉄道:中島敬高社長のあいさつに続き
来賓の蒲島郁夫熊本県知事に加え
サプライズでくまモンも登場するという
何とも賑々しい演出でありました。
そしていよいよ
本当のラストランへ。
このシーンまで見て
僕は家へ戻り
20時59分着の最終電車到着のシーンは
とある方のネットストリーミング配信で静かに見届けた次第です。
改めて振り返ってみますと
この日の青ガエルはほぼ満員で
無事故で走り切り
最後に約300人の方々に見送られて
しあわせなフィナーレを迎えられたのではないかなと思います。
一方で、一つの時代の終わりでもあるわけですし
のどかに走るシーンがもう見られないと思うと、寂しいというのも事実。
でも、青ガエルは、北熊本駅構内での動態保存が決まっていて
今後は構内車両入替用のけん引車として余生を送りつつ
イベント開催時には構内に姿を見せてくれるものと思います。
僕自身、今までは「近くても遠い存在」だと思っていたものが
自分の趣味のこともあって身近に感じられたように思うし
今は感謝の気持ちでいっぱいです。
故障を抱えながらも仕事を終えたことだし
しばらくゆっくりしてもらって、また近いうちに会いたいな。
長い間お疲れさま、青ガエル。
ありがとう、青ガエル。
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